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February 22, 2007

声にならない言葉

「あなたには分からないでしょ」

大きな口をあけて強調した言葉から、
彼らが一般に理解してもらえない大きな壁を抱えていることを再認識することになった。

午後は聴覚障害の某団体にてヒアリング。
これまで障害者関連の4つの団体で話をきいてきたのですが、
今日のようなリアクションは初めて。

確かに同じ立場で正確に理解することはできないけど、
できるだけ当事者の立場にたって考え、情報発信していきたいと考えている。
たぶんそのスタンスは理解していただけていると思うのだけど、
今回こちらが聞きたい内容以前に、彼らの生活上のニーズが満たされていない
ことへの不満がきっと噴出したのだと思う。

大人気ないと思いながら、つい言ってしまったこと。

「完全には理解できないかもしれませんが、
私も以前、突発性難聴になって聴力を失ったことがあります。
わたし自身もいつ聴力を失うのではないか、という不安と戦って生きています。
その経験から、私もいつかちゃんと手話を学び、聴覚障害をもつ方々とも
コミュニケーションしたいと考えています。」

少しだけ表情が和らいだ彼の声にならない力強い言葉。

「がんばって」

ちょっとだけ、距離が縮まったかな。
以上、すべて手話通訳者がついた会話。

当事者にしか分からないことがあるとしても、わたしはちゃんと理解したい。
理解して、必要なサービスが受けられるようにお役に立ちたい。
今回の仕事も、単に印刷物を作るという業務を超えて、
いろいろな方々のニーズを結びつける政策とかかわっています。

毎日帰宅時間が遅いのだけど、あと少しがんばろう。


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